簿記検定2級を学習するページ

部門別個別原価計算を考えましょう。

 

 

 

部門計算日とは、材料費や労務費、経費などの原価をさらに部門別に分類することをさします。

おおむね、原価計算の第二段階に分類され、製造間接費が部門ごとに計算されます。

 

単純個別原価計算と部門別個別原価計算という言葉があります。

 

単純個別原価計算は、

製造間接費 →A製品、B製品

 

部門別個別原価計算は、

製造間接費 →切削部門 →A製品、B製品

        →組み立て部門 →A製品、B製品 となります。

 

具体的部門別個別原価計算の手続き

 

第一集計

(借) 切削部門費      (貸)製造間接費

    組立部門費

    動力部門費

    修繕部門費

    工場事務部門費

 

 

第二集計

(借) 切削部門費   (貸)動力部門費

    組立部門費     修繕部門費

                工場事務部門費

 

 

第三集計

(借)仕掛品    (貸)切削部門費

               組立部門費

 

となります。

 

ちなみに、不合格だった製品は、仕損品となります。