簿記検定2級 基礎問題をチェックしよう

商品の決算整理に関する仕分けの問題です。

 

 

 

 決算整理仕分けを行ってください。なお、期末商品の評価は低下法による

また、棚卸減耗費、商品評価損は、売上原価に算入しないものとし、売上原価は仕入れ勘定で

計算してください。

 

資料は以下です。

 

当期売上高は、100万

期首商品棚卸高 10万

当期商品仕入高 50万

期末商品棚卸高  帳簿棚卸高 100個 原価@10円

             実地棚卸高 98個 時価@9円

 

 

仕分けしてください。

 

 

 

期末商品帳簿棚卸し高として、10円×100個=1000円

棚卸し減耗費の計算 100個-98個=2個 2個×原価10円で 20円

 

商品評価損の計算 原価10円-時価9円=1円 1円×棚卸し残高98=98円

 

貸借対照評価額 時価:9円 × 棚卸し98個 = 882円

 

と計算されます。

 

よって

(借方)仕入れ:10万 (貸方)繰越商品:10万

(借方)繰越商品:1000円 (貸方)仕入れ:1000円

(借方)棚卸減耗費:20円 (貸方)繰越商品:20円

(借方)商品評価損:98円 (貸方)繰越商品:98円

 

以上の仕分けになりますね。

どうもありがとうございました。